身体の芯から温まりたいときには、やはり熱々の食べ物が基本。
暖かい飲み物でもいいけど、保温効果は固形物のほうが上な気がします。
じわじわ長時間にわたって温かくしてくれる感じ。
消化するために、胃や腸に血が集まるからね。
なにか食べると、それだけでも内臓が活発に動きだすからね。
ナチュラルに血流もアップして、身体も温まろうというものです。
さらに、温かい食べ物と合わさって、その効果は割増し。
ダブルで身体の内側から暖めるというスペシャルテクニック。
寒い日にはぜひとも熱々の食べ物を。
まあ、いちいち言わんでも、寒かったら暖かいものを普通に食べるよねw
お米食べろ!
私も寒いのは嫌いなので、暖を取るのもかねて、ここ最近は鍋物が続いています。
熱々の鍋。これは確実に身体を暖めてくれますからね。
しかし、鍋物だけではいかんですよね。
白菜やネギも美味しいけどね。もやしや、しらたきも美味しいけどね。
それでだけでは、日本の食卓にあるべきアレが足りていませんよね。
米です。米。お米。
日本食文化の中核を成すといっても過言ではない食材。
鍋をつつくだけでは、こいつの存在が圧倒的に不足してますよね。
私の場合、鍋の〆は大体うどんです。
これは揺るがない決定事項。大体も何も100%うどんといっても過言ではない。
それくらいに〆はうどん率が高いです。お米の出番は無し。
これではいかんよな。
鍋に侵食されて、我が家のお米文化が廃れてしまう。荒廃の一途を辿ってしまう。
ならば、身体が温まるお米レシピを作ってみましょう。
やっぱり煮るだけ・・・しかし!
お米で、身体をあっためるレシピといったらやはりアレですよね。
「おかゆ」。お米を水でひたすらに煮込むだけのなあれです。
実にシンプルなレシピ。しかし、シンプルだからこその魅力があります。
煮込むってことはこれも鍋か?
鍋物の亜種か?
いや、きっとこれは「お米鍋」だ。そうに違いない。
おかゆの美味さは、なんといっても、あの「とろみ」ですよね。
おかゆの特徴にして最大の魅力。
あのまったりとした食感が、ほんとにほんとに大好きなのです。
普通に炊いたお米を、もりもりわしわしと飲み込むのもいいんですがね。
熱々のおかゆを、ふーふーしながらゆっくりと食べるのも、また格別だと思うのです。
こいつは温まるぜー。凄く温まるぜー。
やはり、秘訣はとろみか。とろみが身体を温めてくれるのか。
いいよねとろみ。
もういっそ、おやゆのとろみに塗れたいですよ。
本気でそんなことしたら、確実に大火傷するけどなw
シンプルなものだからこそシンプルに食べる
私が好きなのは、水だけで作ったおかゆ。本当に別段なんの工夫もしません。
ちょっとした拘りとして、生米から直接おかゆを作るくらいです。
基本、たっぷりの水と一緒に煮るだけ。
これだけのことなのに、なぜか美味しくなるんだよねぇ。
逆に、「中華粥」なんかは、そんなに好きではないのです。
おかゆを作るのに、出汁とかはいらない派です。
もっとシンプルに、お米の味を楽しむだけなのが好き。
ただのおかゆに荒塩をふって食べるのが至高ですよね。
塩と米。これだけで十分なご馳走。
なぜだ。なぜこんなに美味しく感じてしまうのだ。
やっぱり、日本人は米の味が好きな種族なのでしょうか。
それとも、おかゆの持つ美味さのポテンシャルがゲージを振り切っているのでしょうか。
うーん、深いぜ・・・おかゆ。
コメント