昨日は本当に暑かったですね。
夜まで暑さが残るという完璧な真夏っぷり。
徹底してますね。してましたね。
今日は朝から曇ってるからなのか、わりと涼しいです。
いや、昨日がおかしすぎたのか。急に39℃超えってお前。
そりゃあ体調も崩れますわ。
猛暑での体調管理で気を付けないといけないのが熱中症ですよね。
昨日の破壊的太陽熱波で、熱中症患者は相当な数になったようです。
急激な真夏だもんね。
気が付けずに対策を取れなかった人も多いんじゃないでしょうか。
熱中症の諸症状
猛暑などが引き金になって起こる熱中症。
これは、暑さが引き起こす各症状の総称です。
- 熱失神
- 熱痙攣、熱疲労
- 熱射病
熱失神
身体に熱が溜まると皮膚血管が拡張して熱を逃がしやすくなります。
血の巡りはマッハになりますが、全身に行きわたりすぎて血圧は低下します。
結果、脳への血流も低下。酸欠状態により「めまい」「立ちくらみ」が発生します。
熱痙攣、熱疲労
どちらも大量に汗をかいた時に起きる症状。
汗で失った水分を補給せずにいると脱水状態になります。
脱水状態が続くと、全身の倦怠感、嘔吐、頭痛などの症状が現れます。
これが熱疲労です。
失った水分を補おうとして「水だけ」しか飲まない場合、体内の塩分が不足します。
塩分が不足すると、「手足がつる」など痛みを伴った痙攣がおきることがあります。
これが熱痙攣です。
熱射病
各症状がさらに進行すると、これはもう最悪です。危険な状態です。
体内での体温調整が上手く機能しなくなります。体温はどんどん上昇します。
こなると脳にまで影響がおよび、意識障害を引き起こしてしまいます。
応急処置
涼しい場所で身体を冷やす。
水分、塩分を補給する。
自分で水分すら摂れない重い症状の場合は、速やかに救急車をよびましょう。
自発的脱水に気を付けましょう
やはり、水分不足を補うのが熱中症対策として効果的でしょう。
ポイントは塩分補給です。
汗をかいた分、塩分(ナトリウム)は失われるので、水だけでは賄えません。
頑なに水しか飲まない場合「自発的脱水」という状態になってしまいます。
自発的脱水
発汗すると体内では、水分とナトリウムが失われる。
↓
水だけで補おうとすると、体内のナトリウム濃度はどんどん低下。
↓
ナトリウム濃度を保とうとして、水を欲しなくなる。
↓
さらに、ナトリウム濃度調整のために、余剰水分を尿として排出
↓
結果として体内の総体液量減少
つまり、水だけしか飲まないと、汗で失った分の水分は補給しきれないわけですね。
ナトリウム濃度調整のために、外に出されてしまいますからね。
なので、水と一緒に塩分も摂取して、バランスを取らないと効果的に水分は補給できません。
塩と糖分!
日本体育協会によると、水分と一緒に0.1%~0.2%の塩分を摂るのがいいそうです。
脱水症状になるまえに、小まめに食塩水を飲むようにしましょう。
さらに、糖分も加えると効果的。
水分吸収促進効果があるので、少量の砂糖も一緒に入れてしまいましょう。
ただし、多すぎるのは吸収が悪くなるので、2.5%くらいがいいそうですね。
熱中症まとめ
- 水分補給には「水+塩+砂糖」
- 水分補給時には0.1%~0.2%の食塩を一緒に摂る
- さらに2.5%の砂糖も加える
- 症状が出たら身体を冷やす、食塩水を飲む
- 症状が重いようなら救急車
水分補給は、水+塩+砂糖。
このポイントは抑えておきたいですね。
くれぐれも、「水だけ」で澄まさないようにしましょう。
熱中症気にするあまりに、水中毒なんてことにもなりますからね。
まだまだ暑い日が続きそうです。
熱中症には十分に気を付けましょう。
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